なんとなく思う。 生きることは死ぬことに通ずる。 死に着く場所は皆同じ…輪廻という名の平等。 しかし、生には平等が無いらしい。 …人間が乱しているらしいが…。 人間が平等だ不平等だと感じるのはあくまで主観…自分という名の人間を人間の立場から見た…自然界の摂理から外れた…エゴイズム。 幸せな人間と不幸せな人間の括りははっきりしない。 主観も客観も、その思考は人間のものだから…か。 そしてその不条理…遠い目で見れば、逆説ともいえるか…は人間自身が創り出している。 与えられた環境で生きていけないのは人間の弱さ。 それを壊し、生きやすくして自分の利益を求めたのは人間の愚かさ。 …そして…その結果、平等と不平等ときたか。 …分かるだろう。 人間がどれほどに自己中心的な存在か。平等、不平等を訴えるのはある意味で自業自得。 …まだ分からない? それは、"人間"であるべきその頭しか使っていないからだ。 ……もういい…茶番だ…終わりにしよう。 私がそれを求めるのも、人間のそれがそうであるのと同じ。…説明の必要が、あるか? 生命力の強い分子は生き残る。ある樹も、微生物も、…もしかしたら小動物くらいは。 なら、いいだろう。 また人間のような蛮行を繰り返す種が現れたとしても…。 "人間"が消えれば…な。
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